【BTC 3.0 Pro iFex】詐欺に注意!日経新聞を語った怪しい広告が出回っています!

【BTC 3.0 Pro iFex】詐欺に注意!日経新聞を語った怪しい広告が出回っています!

こんにちは、副業Gメンの熱血捜査官の二階堂です!

世に蔓延るネットビジネスに潜入し体当たり調査を行います。

危険で摘発された方がいいと判断した案件は、その実態から口コミ評判まで読者全員と共有するので、是非私の調査結果を参考にしてください!

今回、私が潜入するのはBTC 3.0 Pro iFexというネットビジネスです。

それでは、BTC 3.0 Pro iFexの実態をご覧ください!

目次

【BTC 3.0 Pro iFex】仮想通貨の詐欺に注意!

Facebookを見ていると、テスラのイーロン・マスク氏が【BTC 3.0 Pro iFex】というプラットフォームを立ち上げたという日経新聞の特報記事を目にしたことはありませんか?

【BTC 3.0 Pro iFex】とは

詳しく読んでみると、テスラは苦境に立つ人々を支援するため、ビットコインに15億ドル(約1,150億円)を投資する【BTC 3.0 Pro iFex】というプロジェクトを立ち上げたということ。

そしてこのプロジェクトを米国・オーストラリア・カナダと共に日本でも先行で参加できるとされています。

【BTC 3.0 Pro iFex】は3万円以上の初回入金を行った後は、自動取引アルゴリズムが働き、誰もが億万長者になれると報じており、非常に興味を惹きます!

こんな夢のようなプロジェクトですが、BTC(ビットコイン)ということからもわかるように、仮想通貨を使用した取引プラットフォームとなっています。

仮想通貨とは、デジタル通貨の一種であり、規制を受けておらず、開発者により発行され、通常コントロールもされており、特定の仮想コミュニティ内で受け入れられ、使用されているものである。

日本では正式には暗号資産(crypto assets)とされています。

以前はVirtual Currency(仮想通貨)やCryptocurrency(暗号通貨)という呼称が使われていましたが、国際会議ではcrypto assets(暗号資産)と表現されるようになっているからです。

また、仮想通貨の"通貨"の部分が日本円(法定通貨)と混同されることを防ぐという理由があります。

暗号資産という名称が徐々に広がってきているとはいえ、まだまだ仮想通貨という呼ばれ方の方が圧倒的に認知度が高いので、この記事では仮想通貨とさせていただきます。

さて、そんな仮想通貨を使ったテスラの【BTC 3.0 Pro iFex】というプロジェクトですが、仮想通貨に疎い日本人をターゲットにした詐欺です!

いきなり"詐欺"と言われてビックリした方もいるかもしれません。

ですが何の根拠もなく詐欺と言っているわけではありません!

では順を追って説明していきます。

円相場が現在のものではない!

まず一つ目の根拠ですが、冒頭でお伝えしたように【BTC 3.0 Pro iFex】ではビットコインに15億ドル(約1,150億円)を投資するとされています。

現在のドル円の相場は136円~137円ほどです。

136円で計算すると15億ドルであれば約2040億円となります。

15億ドルが1,150億円であった場合の円相場は約76円です。

1ドル76円は2011年ごろに推移していた価格であり、現在の円相場では考えられません。

そんな明らかに違う金額を、日本経済新聞が特報としてまで報じるでしょうか?

こんな適当な報道をしていたら、担当者は大目玉どころか首が飛ぶ可能性もありますね。

記事が使い回し!

次に挙げられるのが、【BTC 3.0 Pro iFex】で使われている記事ですが、この記事は使い回しです。

【BTC 3.0 Pro iFex】の使い回し記事

上記の画像は過去にBTC 360 Aiという名前で特報が組まれた時の記事です。

見比べてもらえればわかりますが、【BTC 3.0 Pro iFex】という名前以外、BTC 360 Aiと全く同じです。

BTC 360 Ai以外にもBitsoft360など数ヶ月に1回名前を変えて広告を打っています。

BTC 360 Ai ・Bitsoft360・BTC 3.0 Pro iFexは全て詐欺なので絶対に登録しないでください!

日経新聞の記事ではない!

極め付けとなるのが、日本経済新聞で特報として報じられている【BTC 3.0 Pro iFex】ですが、実は日本経済新聞の記事ではありません。

【BTC 3.0 Pro iFex】と日経新聞の違い

これは日本経済新聞の公式ホームページの画像になるのですが、メニューバーには沢山の項目があり、選択すると対応したページを確認することができます。

それに対し【BTC 3.0 Pro iFex】の記事ではメニューバーのどの項目を選択しても、姓名とメールアドレスを登録するフォームへと誘導されます。

メニューとしての役割を全く果たしていません!

さらに、日本経済新聞のURLは「nikkei」から始まるのですが、【BTC 3.0 Pro iFex】では「70rapfa」となっています。

公式ホームページが別のドメインを使うことはあり得ないので、【BTC 3.0 Pro iFex】の記事は日本経済新聞のものではないということです!

これらが【BTC 3.0 Pro iFex】が詐欺という根拠です!

「え〜これだけでは詐欺とは思えない」なんて声が聞こえてきそうなので、実際に登録したら何が起こるのかもお伝えしておきましょう!

投資詐欺に遭っていては、別の案件で稼げたとしても必ず資産を失います。

詐欺や怪しい案件か見極めることが難しい場合はいつでも私に聞いてくださいね!

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【BTC 3.0 Pro iFex】登録捜査!

【BTC 3.0 Pro iFex】のページではまず姓名とメールアドレスの入力を行います。

【BTC 3.0 Pro iFex】の登録フォーム

わざわざ日本在住者の登録はまもなく終了する可能性があると、早急に登録するような案内までありますね。

入力が終わると次は電話番号を入力するよう促されます。

電話番号の入力が済むと別ページが開かれて、性別・年齢・投資の資本金を選択するように求められます。

全ての入力が終わったところで私の電話が鳴り出しました。

表示された番号は国際電話だったのですが、出てみるとアカウントマネージャーと名乗る男性でした。

流暢とまではいきませんが、きちんと話ができる程度の日本語を使います。

私の現状や家族構成・収入状況など聞いてきた後、早速取引を始めよう!とメールを送ったことが伝えられます。

メールにはIDとパスワードが記載されていたのですが、案内されたのはXPRESTRADEでした。

XPRESTRADEは金融ライセンスも記載されていない怪しい取引所ですし、何より【BTC 3.0 Pro iFex】の存在はなかったものとして話が勝手に進んでいきます。

アカウントマネージャーという人物に【BTC 3.0 Pro iFex】について聞いてみたのですが、急に日本語がわからなくなったのか、話をはぐらかそうとしてきます。

入金自体はクレジットカードで済むので特に難しいことはありませんが、こんな怪しい取引所に入金するわけにはいきません。

捜査結果から目的が判明!

かなり怪しかったので入金しないことを伝えると、すぐに終わるからと言って引き下がってきます。

私は【BTC 3.0 Pro iFex】の目的がわかったので、多少強引に電話を切ったのですが、その後もしつこく電話が鳴ります。

着信拒否したのですが、別の電話番号からもかかってくるという周到さです!

こんな場合は無視しかありません。

無視して捜査を進めていると、このXPRESTRADEは似た手口でお金を騙し取っていました。

金額も今回と同じ300ドル(約4万円)です。

何十万円・何百万円と入金させるのではなくあえて300ドルにしています。

金額が大きくなると取り返そうとする人が出てきますが、安価であれば調査費用等を考慮すると泣き寝きりする人が圧倒的多数だからです!

【BTC 3.0 Pro iFex】の目的は詐欺で資金を集めることです。

騙し取られた挙句、泣き寝入りという目も当てられない状況になりますので、絶対に登録しないでください!

【BTC 3.0 Pro iFex】詐欺です!

私、二階堂が【BTC 3.0 Pro iFex】について捜査しました。

その結果導き出された結論は、【BTC 3.0 Pro iFex】は詐欺です!

主な理由としては以下の通りです。

  • ドル円の相場がおかしい
  • 記事が過去の使い回し
  • 日本経済新聞の記事ではない
  • 全く関係ない取引所に入金させられる

時代ごとに稼ぎ方は変わりますが、稼げる案件があればその逆の詐欺案件が出てきます。

その手口は年々巧妙化しており、経験不足の新人が見分けることすら難しいのが現状です。

副業Gメンである二階堂は、常に最前線に立ち潜入捜査を繰り返しています。

私の経験を役立てるためLINEを公開しています。

気になる副業があったり、どうやって稼げばいいかわからない場合はいつでも連絡してください!

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